開催趣旨
阪大・惑星科学グループは、1991年に小嶋稔先生が開祖し、松田准一先生が発展させた研究室で、私が3代目になります。
今年はかなり人員が入れ替わったこと、私が主宰して5周年の節目になることから、12月21日に歴代の名誉教授(小嶋先生、松田先生)と、我々の分野に関連の深い高岡名誉教授(阪大物理ご出身:質量分析/地球惑星科学)をお呼びして、「阪大・惑星科学グループの起源と進化」という研究会を開催しました。阪大物理の歴史や伝統、受け継がれる研究DNAを再認識しながら、背筋が伸びる大変楽しい会となりました。
年の瀬の慌ただしい時期にも関わらずご参加いただいた関係者の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
阪大惑星グループ 3代目: 寺田健太郎
プログラム
09:30-09:40 | 寺田健太郎 | Opening talk |
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09:40-10:10 | 小嶋稔 | 60余年の研究を通して学んだ教訓: "天網恢々疎にして漏らさず" |
10:10-10:40 | 高岡宣雄 | 物理の学徒が地球惑星科学者になった理由 |
10:40-11:00 | 柴田智郎 | 希ガス同位体比の連続観測に向けて |
11:00-11:30 | 豊田岐聡 | MULTUMで切り拓くオンサイトマススペクトロメトリー |
11:30-13:45 昼食 & 装置見学会
14:00-14:30 | 松田准一 | 阪大時代と私の将来計画 |
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14:30-15:00 | 寺田健太郎 | 最近のチャレンジ ~地球風の観測とミューオン特性X線分析~ |
15:00-15:20 | 植田千秋 | 全ての固体物質の磁気分離に向けて: 近況報告 |
15:20-15:40 | 横田勝一郎 | 宇宙機用質量分析器の開発と天体表面物質及び環境の観測 |
15:40-16:00 | 河井洋輔 | サブミクロン局所同位体分析に向けたレーザーポストイオン化SNMSの開発 |
16:00-16:20 | 丸岡照幸 | 北風と太陽: 生物多様性の低下はどちらが決めているのか? |
16:20-16:30 | 寺田健太郎 | Closing talk |
研究会後記
寺田教授によるオープニングトーク
小嶋稔名誉教授「60余年の研究を通して学んだ教訓: "天網恢々疎にして漏らさず"」
高岡宣雄名誉教授「物理の学徒が地球惑星科学者になった理由」
柴田智郎京大准教授「希ガス同位体比の連続観測に向けて」
豊田岐聡教授「MULTUMで切り拓くオンサイトマススペクトロメトリー」
集合写真
装置見学会の様子
松田准一名誉教授「阪大時代と私の将来計画」
寺田教授「最近のチャレンジ~地球風の観測とミューオン特性X線分析~」
植田准教授「全ての固体物質の磁気分離に向けて: 近況報告」
横田准教授「宇宙機用質量分析器の開発と天体表面物質及び環境の観測」
河井助教「局所同位体分析に向けたレーザーポストイオン化SNMSの開発」
丸岡照幸 筑波大准教授「北風と太陽: 生物多様性の低下はどちらが決めているのか?」
クロージング
懇親会
会場 & お問い合わせ
理学研究科宇宙地球科学研究棟 (理学部F棟) は、大阪大学豊中キャンパス内にあります。詳細は下記URL (大阪大学理学研究科HP) をご参照下さい。
会場:
〒560-0043
大阪府豊中市待兼山町1-1
大阪大学大学院理学研究科F棟F608
連絡先:
寺田健太郎
E-mail: terada_at_ess.sci.osaka-u.ac.jp
* _at_を@に変更してください